初節句祝いに兼ねて出産祝いをもらったとき

こどもの日の画像
出産のお祝いが遅れたからと、初節句祝いに兼ねて出産祝いをもらった場合、お返しをお渡しするようにします。

熨斗が出産祝いとなっていたなら、お返しは「出産内祝」「内祝」と熨斗に表書きをし、初節句祝いとなっていたなら、お返しの熨斗には「節句内祝」「内祝」として送られるとよいでしょう。

初節句祝、出産祝いと別々にお祝いをもらっても、まとめて一つで内祝いを贈るとよいでしょう。

熨斗には、新しい名前になった事や、家族が増えたことをお知らせする役目があります。例えば、出産祝いに結婚祝いを兼ねてもらった場合、熨斗に書く名前が違ってきます。

結婚内祝いでは、晴れて夫婦になり新姓になったことを伝えるため、熨斗の表書きは夫婦連名になります。また、出産内祝いでは新しい家族を紹介するため、熨斗の表書きは赤ちゃんの名前になります。

このような場合、それぞれに意味が異なりますから、内祝いは別々に用意されたほうがよいですが、出産祝いや初節句祝いでは、どちらも赤ちゃんの祝い事なので、内祝いを一つにまとめてお返しされてもよいでしょう。

もし気になるようであれば、別々にお渡ししても問題はありません。

出産内祝でも節句内祝いでも、熨斗の名前は子供の名前を書きましょう。

いつまでに内祝いを贈るのかというと、初節句内祝いでは、お祝いをした日から1週間ほどが目安といわれていますから、初節句祝いをもらったらなるべくはやめに内祝いを送りましょう。

もしもお返しが遅くなってしまうときは、「内祝いが遅れてごめんなさい」と一言お詫びを伝えましょう。そうすることで、相手に気遣いが伝わり喜んでいただけることでしょう。

初節句のおもてなし料理はどんなもの!?

桃の節句や端午の節句のお祝い料理には、縁起のよい食材を取り入れたお料理で、子供の健やかな成長や、幸せな人生を願って、家族みんなでお祝いしましょう。

桃の節句・ひな祭りのおもてなし料理

ひなあられの画像

■ひなあられ
ひなあられに使われている色「桃色・緑・黄色・白」の4つの色は、日本の四季を表しています。子供が1年を通して健康で元気に成長し、そして幸せな人生であるようにと願いが込められています。

■菱餅(ひしもち)
菱餅には、「白・緑・ピンク」の3つの色が使われています。白い雪が溶け台地には緑の木々が芽吹き、そしてピンク色の花を咲かせるという意味があります。子供がすくすく育つようにという祈りが込められています。

■白酒
白酒は昔、花びらの香りが漂う桃花酒というお酒でしたが、ときがたつにつれ「白酒」に変わったようです。桃は長生きの象徴であり、白酒には厄除け効果があるといわれます。

■ちらし寿司
お寿司は豪華で祝い事にふさわしく、華やかに食卓を明るく飾ってくれます。ちらし寿司の具のエビには、腰が曲がっても元気でありますように、レンコンには将来の見通しがよい、豆にはコツコツ何事にも豆にという意味が込められています。

春の訪れを感じるちらし寿司は、ひな祭りの定番料理です。

端午の節句・こどもの日のおもてなし料理

ひなあられの画像

■たけのこ
たけのこの成長は早く、空に向かって真っすぐに伸びるため、子供達が素直にすくすく成長するようにという意味があります。

■鯛
祝事によく使われる鯛は、めでたい!といわれるように昔から縁起のよい食材です。鯛でも切身は、縁が切れるなど縁起が悪いので、お頭付きの鯛でお祝いするようにしましょう。

■鰹
鰹は勝男とかけ、昔から武士が好んで食べていた食材です。また、鰹夫婦節とも呼ばれており、夫婦仲良くいつまでも幸せでいられますようにと、結婚式などにも縁起がよく用いられる食材です。

■ブリ
ぶりは出世魚と呼ばれており、将来子供が出世するようにと願い、縁起がよい食材として使用されています。

初節句内祝いの時期・金額の相場と熨斗の表書き

赤ちゃんの画像
親戚などから初節句祝いをもらったとき、会食に招くことができない方や遠方の方には、内祝いを贈るように手配しましょう。いつまでに贈るのかといえば、お祝いの日から1週間以内に内祝いを贈るようにしてくださいね。

もし、お返しが遅くなるようなら、メッセージカードやお礼状に、一言でかまわないので遅くなったお詫びを書くようにすると、気遣いが感じられ相手もうれしいでしょう。

また、初節句内祝いの金額の相場は、いただいたお祝いの3/1~半返しが一般的な目安です。ご両親から兜やこいのぼり、ひな人形などをもらったら、自宅に招待しておもてなしをしたり、御家族で食事に出掛けたりして、お返しをすると喜んでくれるでしょう。

両親には、赤ちゃんの記念となるものや、写真をいれたフォトフレームをプレゼントしたりされるとよいでしょう。

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熨斗の表書きと名前の書き方

初節句内祝いの熨斗の表書きイラスト

■のしの上 書き方
節句内祝・内祝
■名前の書き方
名(子供の名前を書く)

初節句は、何度繰り返してもよい祝い事なので、水引は紅白の蝶結びを選びます。初節句内祝いの場合、女の子なら熨斗の表書きを「桃の花」、男の子なら「菖蒲」とかき、内祝いとしないこともあります。

熨斗に書く名前は、子供の名前となります。

初節句のお返しは必要なの!?

初節句の画像

日本には、女の子の桃の節句(3月3日)や、男の子の端午の節句(5月5日)に、家族や親戚を招きお祝いをする風習があります。

初節句祝いをくださった方を招いて、会食ができればそれがお返しとなるので、お返しの必要はないでしょう。会食を開くとき、お土産にお赤飯や柏餅を用意する方もいます。

また、現代は身内だけでお祝いをすることも多く、地域によっては食事会は開かないけれど、親戚やご近所さんに、お赤飯やちまきなどを内祝いにお配りするところもあるようですね。

遠方に住んでいる方や会食に来られない方から、初節句祝いをもらったら、今後のお付き合いもありますから、お返しを贈りお礼を伝えましょう。

お返し金額の相場は、もらった初節句祝いの1/3~半返しが目安となります。洗剤やタオルなどの日用品や、お菓子などをお返しするのもよいでしょう。

親から初節句祝いをもらったら

初節句のお祝いに、ご両親からひな人形や兜、こいのぼりなどをもらうことがあります。初節句祝いのお返しは、基本的に必要ないので甘えるのもよいですが、高額なお祝いなので、日頃の感謝を伝えるためにもお返しされてはどうでしょう。

親へのお返しは、自宅に招いたり食事に誘ったり、そして子供の記念になるようなお返しがおすすめです。金額にこだわらず、心が込もっているものならどんなものでも嬉しでしょう。

初節句祝いの料理

チラシ寿司の画像

■桃の節句の祝いの料理
以前は、赤飯や白酒、ねぎのなますやつみれ汁が定番のようでしたが、現代は、見た目が華やかで豪華にみえるちらし寿司を、桃の節句の祝い料理に出す家庭が増えています。チラシ寿司に入っている具は、子供が健康で幸せな人生を送れるように、縁起のよいものを使います。

エビ:腰が曲がるまで長く生きられますように
レンコン:将来の見通しがよい
豆:豆に働き仕事で成功しますように

子供の健やかな成長を願って、チラシ寿司でお祝いしましょう。

 

竹の子ご飯の画像
■端午の節句の祝い料理
端午の節句には、筍ご飯やちまき、赤飯、魚、柏餅が定番の料理です。

竹の子:元気にすくすく育ちますように。
よもぎ(柏餅):厄除けの効果あり。
鯛:めでたい
鰹:勝男にかけて縁起がよい。
ブリ:出世魚なので将来出世するように。

どんなことにも負けないように、強くたくましく育って欲しいと願いを込めて、端午の節供をお祝いしましょう。

初節句を祝う時期は、赤ちゃんが離乳食を始めたばかりの時期なので、子供も一緒に食べれるものを準備してあげるようにしましょう。

初節句とはどんな行事なの!?

節句の画像
日本には、3月3日と5月5日に、季節のお祝い行事があります。

3月3日の桃の節句は、女の子のお祝いでもあり、女の子が健やかに美しく成長するよう、そして幸せな人生であるようにと願い、ひな人形を飾ります。

また、5月5日の端午の節句は男の子のお祝いでもあり、男の子が病気や事故にあわないよう、そして健康にたくましく成長するようにと願い、兜や鎧、こいのぼりを飾ります。

鯉(こい)は、生命力が強く中国では竜門と呼ばれる滝を登り、鯉が龍になって天へと登るといわれるため、そのことからどんなことがあっても、耐えれる立派な男の子になってねと、こいのぼりを飾り祈ります。

初節句とは、赤ちゃんが産まれて初めて迎える節句を「初節句」といいますが、産後すぐの場合は節句のお祝いを1年延期してもよいでしょう。

節句は本来、悪い気を浄化する邪気払いを行う行事で、江戸時代に5節供(せっく)と定められた祝事です。

 5節供

1月7日:人日の節句
5節句の最初の節句です。七草粥を食べ、災いもなく元気に健康で一年を過ごせるように願い、お祝いする日です。

 

3月3日:上巳の節句
上巳の節句を行う時期が、桃の花の咲く時期なので「桃の節句」と呼ばれます。昔は、紙の人形を川に流し邪気を払う流し雛というのが風習でした。その後、今のような豪華なひな人形になったといわれています。
現代では、3月3日の桃の節句(ひな祭り)に、女の子の無病息災を願います。

 

5月5日:端午の節句
菖蒲には臭いがあり、その臭いが鬼追い払うといわれることや、菖蒲と尚武をかけて男の子の成長と出世を願う行事になったといわれています。

 

7月7日:七夕の節句
古くから中国に伝わる乞巧奠(きこうでん)と、古くから日本に伝わる棚機津女のお話が混ざって、現代の七夕の祭りになったといわれています。

 

9月9日:重陽の節句
菊は昔から、中国で邪気を払い長生きできる効果があるといわれており、9という奇数が重なるとてもめでたいといわれる日に長寿をお祈りしていました。それが、奈良時代に日本に伝わったといわれています。9月9日、数字の9(陽)が重なったことから、重陽となったのです。