長寿を迎えた夫婦

長寿(賀寿)のお祝いへのお礼状は、本人が直筆するときと身内が代筆するときがあります。どちらの場合も、近況報告や喜びを述べるようにしましょう。

本人から息子の嫁へ宛てた長寿(賀寿)祝いお礼状の文例

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 風が心地よい季節になりましたが、皆さんお元気にお過ごしのことと思います。長らくご無沙汰していますが、私はお陰様で何事もなく無事に暮らしております。
 先日は、還暦祝いに素敵なプリザードフラワーをありがとう。さっそくリビングに飾らせてもらいました。
綺麗なオレンジ色のバラが、リビングを華やかに飾ってくれています。いつも皆さんに心にかけていただいて、本当に感謝しています。
 今度、家族が揃うことを楽しみにしています。みなさん、風邪などひかないようにくれぐれも体に気を付けてくださいね。
 取り急ぎ、お礼まで。
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娘(代筆)から本人の知人へ宛てた長寿(賀寿)祝いお礼状の文例

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拝啓 紅葉が美しい季節となりましたが、 ○○様におかれましては、お健やかにお過ごしのことと大慶に存じます。
 このたびは、母 ○○の喜寿の祝いに際し、心温まるご祝詞とご丁寧なお品を頂戴いたしまして、母に代わり深くお礼申し上げます。
 お陰様で、母の腰は少し曲がってはいますが、趣味でもあります園芸を楽しんで、しっかりとしておりますのでどうかご安心ください。
 ○○様からいただきましたお手紙を、とてもうれしそうに読んでうなずいておりました。これまで元気にしてこられましたのも、ひとえに皆様方のご厚情の賜物と感謝いたしております。
 母が高齢のため、代筆にて失礼いたしました。
 末筆になりますが、○○様のご多幸を心よりお祈り申し上げ、略式ながらお礼申し上げます。

かしこ
(本人の名前)○○○○  
○○○○

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長寿祝いのお返しは必要?

長寿祝いは、誕生日や敬老の日に身内や親戚を招いて、食事などをしながらお祝いをします。

お越しいただいた方には、紅白万頭や紅白餅、お赤飯などを、内祝いとして配ることが多いようです。出席できなかった方には、後日改めて内祝いを贈るようにしますが、身内の場合は必要ありません。